今年4回目となる「布博」が終了しました。会場へ足を運んでくださったみなさま、御礼が遅くなってしまいましたが、ご来場いただき本当にありがとうございました。今年の布博プロジェクトはこれにて終了です。
今年の最後を締めくくる布博であるだけにどうしたものかと悩む中で、いくつかの新しい試みにチャレンジしました。別会場にしたブローチ博、新企画の靴下パーラー、アイスクリームをモチーフにした立体会場MAP。JUBILEEのシミズダニさんには無理を言ってプリントの作業風景を動画で撮影させていただき、場内で流しました。みなさまにはどんな風に感じてもらえたでしょうか。
染、織、刺繍…。布には無数の表現方法があり、その布の使い方はどこまでも自由です。会場内に溢れた作り手たちの色とりどりの作品に触れ、少しでもワクワクとした”もの作りへの情熱”を感じてもらうことができたら、この上ない幸せです。
東京以外での開催も数えれば、早いもので6回を重ねた布博。多くの人に恵まれ、これまで続けることのできたイベントでした。共に京都、札幌を旅してくれた出展者のみなさま、継続的に町田パリオに出展してくれたみなさま、初めて出展してくれたみなさま、快く会場を貸してくださったみなさま、事前のプロモーションにご協力くださったみなさま、スタッフのみんな。このようなイベントを行う機会をいただき、共に歩み、そして支えてくださったみなさまにはただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
来年も布博は続いていきます。東京以外での開催も続けていけたらと願っています。このイベントがより一層、”ご来場いただくみなさまと布の作り手が巡りあう交差点となるイベント”となれるよう研鑽していくつもりです。今後もご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
「布博」編集長
手紙社 藤枝大裕
